今日は、昼行性の蛾、
・
トラシャク(Dysphania militaris)と
その仲間1種です。
毎年11月になると朝方カオヤイ国立公園に上がる道路やぺブリ県の国立公園のキャンプ場に上る道路沿いを鮮やかな黄金色が舞います。
それが、昼行性の蛾、トラシャクの仲間です。
1枚目の写真は、昨年11月にぺブリ県の山岳地帯の国立公園で撮影したトラシャクです。
2~4枚目は、先々週の土曜日に同じ公園の道路上で撮影しました。同じトラシャクだと思っていたのですが、翅の模様が異なっていました。
蛾については詳しい資料を持っていないので詳細は分かりませんが、同じDysphania属のD.saganaに前翅の模様はそっくりです。ただしこちらは後翅の外縁部がぐるっと青黒くなっていてその部分の面積がかなり広いですね。
まずはトラシャク(D.militaris)です。
<09/11/25撮影 ぺブリ県 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>
ここからは、今年撮影したDysphania属の仲間です。
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
色合いはトラシャクに似ていますが、前後翅とも模様がトラシャクとはかなり異なります。
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
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- 2010/11/30(火) 16:55:41|
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タイでもっともよく目にするオオトカゲはミズオオトカゲです。
タイ政府が保護しているため、公園やゴルフ場、都内の運河でも良く目にします。
都心のルンピニ公園の池の周りや郊外のブッタモントン仏教公園の西側などにはそれこそ何十頭といます。
ルンピニ公園のものは人慣れしていてすぐ近くまで近づけますし、ブッタモントン仏教公園には3m近くの大物もたくさんいます。
でもやはり、自然の中で見るのが生き生きしていて格別です。
ということで今日は
ミズオオトカゲ、と思ったのですが先々週の土曜日にぺブリ県の山岳地帯の国立公園で面白いシーンが撮れたので紹介します。
この公園で蝶の吸水ポイントになっているのはクリークと道路が交わるところです。
雨季封鎖明けの今月初めに訪れた時、以前たくさん蝶が集まっていたここで道路と平行にクリークと岸辺を覆うように大小合わせて3本ほどの木が倒れていました。
それでも、この日はその木の下の空いた狭い所にいつもと同じようにメスシロキチョウを中心とした吸水集団ができていました。
その倒れた木の上にまだ子供でしょうか1mちょっとの小さなかわいいミズオオトカゲが乗っていました。
鼻先には
チビフタオチョウの集団です。じーっと見つめているようです。チビフタオチョウは木の上の猿かリスでしょうか獣の糞で吸汁中です。
ミズオオトカゲはフタオチョウを狙っているのか、フタオチョウを狙ってくる鳥を待っているのか、それともただの偶然かは良くわかりませんでした。
フタオチョウのほうもトカゲをあまり気にしていないようでした。
その後、トカゲはフタオチョウのすぐ脇を通り過ぎて、写真の右のほうに行き過ぎ、やがてまた木の上に戻ってきました。
トカゲが通り過ぎる時、トカゲはフタオチョウを無視して行き過ぎたし、フタオチョウも飛び立つでもなく我関せずでした。
<10/11/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
この写真は、今月初めに雨季封鎖明け最初にこの公園に行ったときに撮影したミズオオトカゲです。
写真手前に池があり、池を泳ぎ渡って池の向こうの崖を上ってこちらを向いたところです。
1.5mほどの小型の個体でした。
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
1mちょっとの子供のミズオオトカゲとチビフタオチョウです。
どちらもじーっとしていました。
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
チビフタオチョウは木の上の獣の糞で吸汁していました。
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
行き過ぎてまた戻ってきたミズオオトカゲを倒れた木の反対側のクリークの中から撮影しました。
この大小3本ほどの倒れた木が、以前大量の蝶が集団吸水していたクリークとその岸辺を覆っていました。
来春も目を瞠るような集団吸水が見れるでしょうか?
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
<10/11/20撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
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今日は、
・アカメセセリ(Matapa aria、英名:The Common Redeye)
です。
何種類かいる赤い目のセセリチョウの中でこの子が一番鮮やかな赤色をしているようです。
以前、
「タイの自然と風景」のカオヤイさんが撮影されたところの近くで早朝撮影しました。
緑色の葉の上でやわらかな朝日に輝く真っ赤な目は、遠くからでもはっきりわかりました。
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
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- 2010/11/26(金) 18:42:53|
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今日は久しぶりに撮影した、
・
オビモンアゲハ(Papilio demolion demolion)です。
珍しいといったアゲハではありませんが、タイではあまり数は多くないように思います。
吸水ポイントではあまりで会わず、たまにに吸蜜しているのを見かけるくらいです。
一年を通して、山に行くと蝶の吸水ポイントを見て回っていますが、大方のアゲハ蝶のオスはどこかの時点で羽化したてが中心になって集団で吸水しているのに出会っていますが、キシタアゲハやこのオビモンアゲハは集団で吸水しているのをほとんど見かけません。この子はせいぜい2~3頭どまりでした。
やや細めの長い前翅から後翅にかけて、翅の真ん中に真横にほんのりと青緑がかった白帯があり表は黒地に白帯、裏面は灰色がかった地に白帯とオレンジの門があってなかなか綺麗なアゲハです。
動きは黒系のアゲハの中でもは特に敏捷です。
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
<10/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
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- 2010/11/25(木) 19:02:21|
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